暇人向けのちょっと知的好奇心満たす系

暇な人以外は見ないことをオススメします

3人に1人はウソ!?離婚率に騙されるな

3人1人が離婚する世の中になったはウソ!?

 

最近、何気ない会話の中でも聞かれる

30%位が離婚してるよっていう説。

 

冷静に考えれば

これが本当ならとんでも無い数の

独身男女が巷にあふれるか

 

もしくは

とんでもない数の新婚男女が増えているか

 

の2つしかないが当然そんなことはない。

 

 

 

実際の離婚率は

平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省 によると

下の画像にある赤線で囲われたように

約21万件が1年に離婚した数のようだ。


f:id:himajin-chotto-manabu:20210518080835j:image

一方で、結婚している総数はと言うと、

実は確定した数値が出ていないのだが

 

H27年国勢調査によると

【男女とも約3100万人が配偶者有り】と答えていることから

約3100万組の夫婦がいることが分かる。

 

これをもとに計算すると

離婚率は0.68%にすぎないことが分かる。

 

 

つまり、、、3人に1人が離婚するはウソであり

厳密には【新規成婚者数に対して、約1/3の離婚件数が発生している】が正しい表現。

 

 

 

離婚があたかも普通になったは大ウソ

 

 

私を含め、巷で流れている離婚率に騙されていた人は多いのでは?

しっかりとデータを読んで、メディアに踊らされて

【世間では3組に一組は別れてるのよ!】

的な発言は慎みたい。