3人に1人はウソ!?離婚率に騙されるな
3人1人が離婚する世の中になったはウソ!?
最近、何気ない会話の中でも聞かれる
30%位が離婚してるよっていう説。
冷静に考えれば
これが本当ならとんでも無い数の
独身男女が巷にあふれるか
もしくは
とんでもない数の新婚男女が増えているか
の2つしかないが当然そんなことはない。
実際の離婚率は
平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省 によると
下の画像にある赤線で囲われたように
約21万件が1年に離婚した数のようだ。
一方で、結婚している総数はと言うと、
実は確定した数値が出ていないのだが
H27年国勢調査によると
【男女とも約3100万人が配偶者有り】と答えていることから
約3100万組の夫婦がいることが分かる。
これをもとに計算すると
離婚率は0.68%にすぎないことが分かる。
つまり、、、3人に1人が離婚するはウソであり
厳密には【新規成婚者数に対して、約1/3の離婚件数が発生している】が正しい表現。
離婚があたかも普通になったは大ウソ
私を含め、巷で流れている離婚率に騙されていた人は多いのでは?
しっかりとデータを読んで、メディアに踊らされて
【世間では3組に一組は別れてるのよ!】
的な発言は慎みたい。