暇人向けのちょっと知的好奇心満たす系

暇な人以外は見ないことをオススメします

貧乏人は人間が作り出しているという事実

貧乏や貧困は可哀想。

何とかしないと…

 

 

なんて思うのは普通だけれども

 

そもそもなぜ貧困があるのかを考えたことある?

 

貧困は人間が創り出した経済システム上で発生した

経済ピラミッド上の下位数十パーセントの存在だからだ。

 

 

これを理解していないと根本的な解決は難しいだろう。

 

 

更に厄介なことに

現在グローバル化が広がり

経済ピラミッドが自国だけでなく

世界全体に広がってきている。

 

まだ日本にいると実感は湧かないだろう。

 

 

 

幸いな事に

今の日本では仮に貧困であっても最低限生きていく為のお金を

生活保護というシステムの部分最適解で生かされている。

(★強制的に下位数十パーセントが無くなり、そこに空白が出来ると思ってほしい。

そして生活保護受給者は、見えない形で下位数十パーセントより上に亡霊のようにいる。)

 

更にこれの素晴らしい点は、貧困者に対して包括的なシステムになっていること。

つまり基本的には条件を満たしていればその恩恵を得られる。

 

 

ここからの問題は、今話題になっているベーシックインカムが作られる事によって

今ある空白の下位数十パーセントが実在する下位数十パーセントになってしまうということだ。

 

理由は全員が同額享受するとなると、経済システム上の順位変化が起きないからだ。

 

そうなると、見えない存在だった下位数十パーセントが表面化することで

パワーバランスが大きく変わる可能性が高い。

 

だから、正直な所今平穏に暮らしている人はベーシックインカムに賛成しない方が良いかもしれない。

 

一方で経済的に苦しいと感じている人にはチャンスかもしれない。

この経済システムを変えるチャンスがある。

 

 

つまり、ここから導き出さられるものは

ベーシックインカムによるコスト削減以上に

大きな溝を国民属性間で発生させる可能性が大いにあり、

それは国の治安や社会的リスクを増大させるやもしれない